私たちは約30年前、10代の若者の不登校支援から活動を始めました。平成21年4月、地域からの要望があり、『ぽにょぽにょ学童クラブ』を開所。当初は『働く保護者』をサポートする、という目的のもと、行政と連携を取りながら、24時間の緊急対応や給食、送迎サービス、夜間遅くまでの延長保育や宿泊対応など、ニーズのあるサービスはどんどん拡充し、働く保護者に寄り添って活動をしてきました。開所して5年目には登録人数が100人を超え、場所としてのキャパシティは限界でした。それでもどんどんと入所のニーズが高まる中、補助事業としての学童であれば市のルールに従い、別の拠点を用意し、分割しなければいけない状況でした。
27年度、ぽにょ+へと自主事業化した際、私たちは定員を縮小、限定しました。登録人数も20名ほど少なくなりました。別拠点を作り拡充していくのではなく、むしろこの場所で続けていくため、受け入れ可能な人数に設定しなおしました。
不登校、引きこもり支援を約30年間続けている私たちは、7年間の学童保育の活動を通して、学齢期(特に小学生期)の過ごし方がどれだけ重要か、ということの確信を深めました。
それまでもすでに国や市が定めるような「放課後健全育成事業」としての「学童保育」ではサポートしきれないサービスについては自主事業として開所当時より行っていましたが、平成27年度より「放課後ドラマぽにょ+(ぷらす)」として、完全自主事業化いたしました。
子どもたち自身がそれぞれお互いの個性を“おもしろがれる”ようになって欲しい。学校でもない、家庭でもない、自分が自分らしく過ごすことが出来、それを認められる場所。「放課後にこそドラマがある」という想いをこめて、『放課後ドラマぽにょ+』という名称になりました。
ぽにょに登録する児童の保護者は皆、PPA(ぽにょペアレンツアクションメンバー)として、それぞれの関わり方の中でぽにょの活動に参加、協力してもらっています。
全員が◯◯をしなければならない、といったルールはなく、それぞれのライフスタイルに合わせて、イベントの準備をしたり、おやつ作りをしたり、こどもたちにワークショップのようなことをして頂いたり、関わり方は様々です。また、PPA活動の際、保護者の皆様には、なるべく他の子や関わるスタッフを見て欲しいということをお願いしています。
子どもたちにとって、ぽにょ+を取り巻く多様な大人の一人として参加し、保護者と保護者、保護者とスタッフのつながりを通して、本当の意味での、豊かで健全な育ちを見守る、ということを担保出来ると信じています。
ぽにょ+のフロアはゾーンごとに色分けされ何をする場所なのかが明確にされています。
遊ぶ・静かに読書する・休憩する・宿題するなど、目的にあった場所で活動することができます。
平日の10:00〜15:00、親と子のつどいの広場
(横浜市補助事業)を運営しています。
親子で自由に来て、ゆったりと遊べる居場所で、子育ての相談やママのための講座などをしています。
ぽにょ+の子どもたちとも交流をする機会を作ったりしています。
詳しくはこちら 「くすくすHP」
ぽにょ+はK2インターナショナルグループが持つたくさんの施設を活用できるのが利点です。
その中でも特に連携、協力している施設をご紹介します。